子犬にはどれくらいの運動が必要?
新しく子犬をお家に迎えた飼い主さんは、子犬にどれくらいの運動量が必要か気にまりますよね。
このブログでは、その疑問に答えていきます!
新しいワンちゃんを家族に迎えるのはワクワクするもの。
そして毎日が幸せと新しい経験でいっぱいになること間違いなしです。
子犬のお世話で大切なポイントの1つが、必要な運動量を理解することです。
子犬のうちから適切な運動量を確保することで、今後の成長や健康、幸福感に良い影響を与てくれます。
1. 子犬の体力がどれくらいかを理解しよう
若い犬はエネルギーがいっぱいで、体力があり余っています。
あり余る体力を消費してイタズラなどの問題行動を防ぐために、子犬は成犬や高齢犬よりも多くの運動量が必要だと言われています。
これは、子犬がもともと活発な性質を持っているからです。
なので、子犬が心身ともに健康でいるためにも、定期的な運動が必要になります。
また犬種によっても必要な運動量が違ってきます。例えば、エネルギッシュなボーダーコリーの子犬は、シーズーのような小型犬の子犬よりも多めの運動量が必要です。
一般的なガイドラインとしては、子犬の月齢が若いほど、運動の負担を軽くする事が推奨されています。
年齢別の運動量ガイドライン
生後8〜12週の子犬:
子犬の社会化期では、軽い室内遊びをしたり、お家の中で短い散歩をしたりしてあげましょう。
できるだけ1回の運動を短くして楽しませてあげて、子犬が疲れすぎないように気をつけましょう。
1回につき5〜10分の運動を数回に分けて行うだけで十分です。
この社会化期は、新しい環境や他の犬に慣れさせるのに理想的な時期なので、プレイデートなどをして他の犬との交流を積極に行うのがオススメです。
生後3〜6ヶ月:
この時期は、子犬が成長するにつれて必要な運動量も増えてきます。
生後4ヶ月にもなると、長めのアクティビティやお外での短めの散歩を楽しんでくれるでしょう。
運動は1回につき20分程度を目安にしましょう。
この時期は持久力を鍛えるのにとても大切です。
また、基本的な訓練や障害物コースなどを始めるのに理想的な時期です。
生後6〜9ヶ月:
生後6ヶ月になるとより持久力がついてくるでしょう。
今までよりも長時間、しっかりめの運動ができるようになってきます。
1回の運動は30〜45分くらいが理想的です。
長めのお散歩や大きく体を使った遊びを取り入れていきましょう。でも、まだまだ成長期の途中なので激しすぎる運動は控えてください。
特に大型犬(ゴールデンレトリバーなど)は、まだ発育中の関節を保護してあげる必要があります。
生後9〜12ヶ月:
この頃になると子犬はより成犬に近づいてきます。
そして成犬とほぼ同じくらいの運動量が必要になってくる時期でもあります。
1回あたり1時間くらいの運動をこなすことができ、よりアクティブな運動や長めのお散歩も楽しめます。
この時期は、複雑な訓練や定期的な遊びなどで心と体を刺激する絶好のチャンスです。
12〜18ヶ月:
多くの犬種では、12〜18ヶ月が成犬への移行期間です。
この時期は、犬種によって必要な運動量が違ってきます。
一般的にはこの時期では、1日あたり1時間以上の運動が理想的です。
体力が多い犬種(ボーダーコリーなど)は、激しめの運動が必要ですが、
小型犬や健康に問題のある犬は、負荷の少ない運動を心がけてあげましょう。
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2. 子犬のための運動の種類
遊びやゲーム:
インタラクティブな遊びやゲームは、しっかりと運動量も確保できて脳にいい刺激も与てくれるので積極的に取り入れましょう!
ボール投げや引っ張り合いロープなどの遊びができるおもちゃがオススメ。
遊びの時間をしっかりとってあげる事で協調性や社交性を育むことができます。
お散歩:
子犬のうちからお散歩を習慣付けることはとても大切です。
月齢が若い内は短い距離から始め、成長と共に少しずつ距離を伸ばしていきましょう。
まずは20分程度の軽い散歩から始めて様子を見ていきましょう。
成長期のワンちゃんは関節や成長板が未発達のため、コンクリートでの長いお散歩はなるべく控えて、柔らかい地面で歩かせてあげることが大切です。
しつけのトレーニング:
運動のルーティーンにしつけを取り入れて、楽しく遊びながらいろいろな技を教えていくのもオススメです。
しつけのためのトレーニング自体がいい運動になるので、エネルギーを発散させるにもとても効果的です。
他の犬との交流:
安心できる環境で他の犬や飼い主さんたちと交流することで、子犬の社交性を高めながら飼い主さんもワンちゃんも楽しい時間を過ごすことができます。
月齢が若い頃から社会化を始めることで、ワンちゃんの社交性を育むことができます。
地元の公園やドッグパークへのお出かけしてみましょう。
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3. 運動のしすぎと休憩の大切さ
まずは、子犬の体力の限界を知りましょう。
運動のしすぎで負荷がかかり過ぎているサインには、激しい息切れ、遊びを続けるのを嫌がる、足を引きずるなどがあります。
ワンちゃんの状態を注意深く観察して、体力を回復するためにしっかり休息を取らせてあげましょう。
ワンちゃんの健康には、必要な運動量と十分な休息のバランスをとることがカギです。
子犬のペースに合わせて、無理のない範囲で運動させてあげましょう。
また、特に大型犬や成長板が柔らかい子犬は、高く飛び跳ねるような関節への衝撃が強い運動には注意が必要です。
犬種とサイズによって気をつけること
子犬でも犬種やサイズによって必要な運動量は様々です。
そこで、運動をする際に犬種別に気をつけることを紹介していきます。
大型犬(例:ゴールデンレトリバーなど大型犬の子犬):
大型犬の子犬で気を付けることは、発育中の関節を保護してあげる必要があることです。
月齢が若いうちは、ジャンプやダッシュなどの激しい運動を避けてあげるのが安心です。
関節への衝撃が少ない遊びと軽めの短い散歩に集中しましょう。
エネルギッシュな犬種(例:ボーダーコリーなどの子犬):
ボーダーコリーなどのエネルギッシュで比較的体力がある子犬は、日常的にアクティブな運動が必要です。
ボールなどを使ったインタラクティブなゲームで、頭を使って体を動かす運動がオススメです。
小型犬やトイ犬種(例:シーズー):
小型犬は通常、大型犬に比べて少ない運動量で十分です。
短い散歩や室内での遊びで十分です。
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結論
適切な運動量を確保することは、子犬の身体的および精神的な健康に不可欠です。
年齢、犬種、エネルギーレベルに応じた独自のニーズを理解することが大切です。
これにより、成長と発育を支援するバランスの取れた運動ルーチンをデザインできます。
ゆっくりと始め、子犬の反応を観察し、活動量を調整しましょう。
継続的な運動は、子犬の健康体重の維持にも大きな役割を果たします。
さらに、全体的な幸福と健康に寄与します。
もし迷った場合は、獣医に相談して、新しい子犬が早期の成長期を健康で幸せに過ごせるよう、アドバイスを受けてください。
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